こんにちは ヨハニです。 ※本ページはプロモーションを含みます。
本日は近代以前、ちょんまげの時代という事で江戸時代の健康面を考えていきたいと思います。

1 江戸時代の平均寿命
『30代』だそうです。
※最初にお断りさせて頂くと、統計データがあるわけではないようです。
あくまで参考です。
※参考
2023年の日本人の平均寿命
男性…81.09歳
女性…87.14歳
だそうです。
※健康寿命ではありません。
2 ご長寿な方も多いかも!?

①107歳…天海
②100歳…野々村仁清
③88歳……葛飾北斎
④84歳……伊藤若冲
⑤83歳……杉田玄白
⑥83歳……貝原益軒
⑦80歳……3代千宗旦
⑧80歳……尾形乾山
⑨77歳……谷文晁
一度は聞いた事ある方に限定して列挙させていただきました。
確かに個人差が大きいですが長生きの方もおられたのも現実です。
現代と比べて基本的に医療が進んでいないという事と栄養が足りていないという事などを考えると平均寿命はどうしても
低くなりがちです。
それでも江戸時代の平均寿命が30代というのは低すぎです。
大きな原因の一つが乳幼児や子供たちの死亡率の高さです。
“一説によると”江戸時代は7歳になるまでに4人に1人は亡くなっていたようです。これも正確な統計データがないのでハッキリとした事は言えないようですが。
※太平洋戦争まで男女とも平均寿命は50歳にも達していません。戦前も子供の死亡率が異常に高かったのが原因でした。
3 江戸時代の死亡原因の多くは『感染症』?
江戸時代の死亡原因の多くは『感染症』だと言われています。
感染症
別名『見目定め』
死亡率が非常に高く、助かったとしても全身に醜い“あばた”が残ってしまっていたようです。
江戸時代には数十年おきに大流行していたようです。
江戸時代末期には予防接種が普及して、天然痘を予防する事が出来るようになりました。
別名『命定め』
感染力が非常に高く、生死にかかわる病気でした。なんど、江戸時代では13回も流行したようです。
別名『三日コロリ』
江戸時代に大流行しました。中でも安政5年に流行した時は江戸の町だけで24万人が亡くなったと言われています。
感染して2~3日であっけなく死んでしまう事が多かった為に『三日コロリ』などと呼ばれていたようです。
4 まとめ

結論。
江戸時代の平均寿命が低い大きな原因の一つは子供たちの死亡率の高さと感染症の大流行と死亡率の高さ。
栄養面や衛生面が今と比べると劣る江戸時代では感染症が流行った場合、特に子供たちが亡くなる確率が高まるといえる
でしょう。
反面ご長寿の方もおられることを考えると、江戸時代にも長寿の秘訣があるという事ではないでしょうか。健康の秘訣ともいえると思います。
それは日本文化ともいえる、『食習慣』『運動習慣(しごと)』『生活習慣』『考え方』などが影響しているのではないかと私は考えています。
今後、江戸時代の文化を調べ皆さんにご紹介させていただこうと思っています。

最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。